令和元年度 公共下水道中央3丁目枝線耐震化工事
6月頃から9月まで、松本市中央3丁目で下水道管の「布設替え工事」と「更生工事」を行わせていただきました。
古い下水道で、蛇行したりしている箇所は「穴を掘り、新しい管を入れ替える」工事を。
蛇行はしていないが、漏水や地震があった時に壊れてしまいそうな箇所は「管の中に新しい管を通す」工事を行いました。
先に布設替え工事。機械で穴を掘り、基礎材を入れ締固め、コンクリート製の管路(Φ400)やマンホールを設置するのですが、今回の現場は周辺に井戸が沢山ある湧水の豊富な場所!とにかく水が多くて大変でした…
大きなポンプを使って湧水を吸いながら作業をしたんですが、近くに井戸水を飲料水としているお宅があるため、施工前・施工中・施工後と水質検査も行いました。
次は更生工事。
古い管路を掃除し、筒状の材料を入れ、既設管路いっぱいにふくらまし、硬化させます。
管更生の(材料の)種類は沢山あるんですが、今回は「光硬化」のアルファライナー工法を主に使用しました。
今回は施工のし辛さ、悪天候や、想定外のことが多く長い期間かかってしまいましたが、近隣住民の方たちのご協力により終えることができました。
下水道は地上からではどうなっているか分かりづらいですが、様々な工法・材料があります。ご興味もっていただけたら嬉しいです。
工事部・環境課 担当課長 山﨑祥平