令和6年度 公共下水道 南深志第二排水区管渠更生その2工事
今回は松本市深志2丁目の、57年前に布設された下水道管の管更生になります。最新のSPR-NX工法の施工です。プロファイル(更生材料)に強度の強い鋼材が埋め込まれており、支保工を簡素化出来るのが特徴です。
先ずは施工前、施工後の写真です。
施工後
施工前
施工後
施工状況です。プロファイルをマンホール内に挿入します。リール1巻きで、715mあるそうです。今回は5巻き使用しました。
管内の状況です。製管機がスムーズに動くよう人力で材料を引っ張ります。今回は100mもある長いスパンなので、大変でした。
製管機が正しく作動しているか、確認しながらの作業です。長時間、汚水の流れるなかでの中腰の作業なので、非常に大変です。
大きなトラブルも無く製管完了です。
裏込め材注入前に支保工です。支保工も簡略出来るのですが、初めての工法なので念には念をでガッチリやりました。
裏込め材注入するミキサー車です。
施工箇所が駐車場やマンションの前で、しかも雪降りの後の施工ということでしっかり養生しました。
ミキサー投入時も裏込め材が飛散しないように、ビニールで覆いました。
続いてはマグマロック工法です。本管に切れ目をいれて地震時、人孔と本管が可とうし、被害を最小限にする工法です。これは本管切断状況です。
切断した箇所にゴムスリーブを設置します。
拡径機で固定金具を固定し、金具用ジャッキにて篏合。拡径すべての箇所の金具を固定し、ステンレスカバーをはめ込みます。
施工完了
今回の更生工は以上です。地域の皆様のご協力もあり、無事に工事を完了する事ができました。安全第一でインフラ工事を進めたいですね!
担当 赤堀でした。