災害ボランティアに参加させていただきました
(私、山﨑が個人的に能登半島地震災害ボランティアに参加させていただいた際の活動報告を、㈱小池組の軽トラを借りての活動だったためHPに投稿させていただいています)
2月23日~2月25日に、能登半島へ災害ボランティアに長野県のボランティア仲間(信州ひとまる)と参加させてもらいに行ってきました。
現在、ボランティアセンターで募集している定員は限りがあり、送迎もバスのため行ける被災地も限られます。私たちは、その枠を取らないためとより効果的に活動する目的で伝手のあった「災害NGO結」さんにお世話になってきました。
今回の活動内容 1日目は「避難所での足湯の提供」でした。門前町に足湯道具・渋温泉のお湯など持ち込み行いました。
渋温泉のお湯を軽トラに積み込む様子
避難所に到着し、足湯の準備
手製のロケットストーブでお湯を暖める様子
足湯をしていただいている様子
足湯やハンドマッサージもなんですが、お話をゆっくりさせてもらうということで喜んでいただけたように感じました。食べ物はあるにせよ不満も不安も溜まっているでしょうし、少しでも気持ちのはけ口なれたなら嬉しいです。
2日目・3日目は、仲間は引き続き足湯の提供と炊き出し、私はガテン班として仲間とは別行動で「倒壊したブロック塀の撤去」を行いました。
地震で倒壊しかけてるブロック塀の撤去状況
倒壊したブロック塀の解体状況
私はこのような作業に精通しているため、他の方たちに効率のいい作業方法をお伝えしながら進めました。このようにそれぞれが得意とする技術・知識を共有することで効率向上ややる気の向上を期待できると思いました。
家屋はプライバシーもあるため撮ってきませんでしが、道路なども悲惨な状態でした。下の写真以上に悲惨な場所もありましたが車両を停められた場所だけ撮ってきました。
歩道が沈下した橋の周辺
舗装道路の亀裂
広範囲の仮設水道管
隆起し、あらわになった浅瀬
隆起し、遠くなった波打ち際
下水道工事をよくやる身として、恐らく最後になるであろう下水道管の復旧までどれくらいの歳月がかかるのだろう…と、考えてしまいました。当たり前にある生活インフラの重要性を改めて感じました。
2カ月近くたってもまだまだ胸が苦しくなるような状況も多いですが、住民の前向きな姿勢に逆に勇気づけられました。
今までボランティア活動をしても「大して貢献できてないし…」と、言うのが恥ずかしいと思っていたのですが、お世話になった団体の方が「どんどん情報共有してください、身近に活動している人がいると思うだけでボランティアに参加しやすくなるから」と言っていて、その通りだ!と思い今回この場借りさせていただきました。
物資を搬入している様子
そんなしょっちゅう行ける訳でも、大したことができる訳でもないですが、私にできることをこれからもやっていけたらと思います。
少しでも早く被災した方達が安心できる環境になりますように。
追記(2024.4.3)
その後も土日休みの時などは能登にお邪魔してますが、小池組から借りてく電動工具が活躍してくれてます。
小池組の電動工具等
工事部・環境課 担当課長 山﨑祥平