令和5年度 蟻ケ崎第一分区管渠更生工事
今回は蟻ケ崎、沢村地区の閑静な住宅街での管更生工事です。内面の被膜が劣化しています。
ボイラーで管材を75度まで加熱します。加熱完了したら既設管に挿入します。
管材を傷めないよう5m/分でウインチでゆっくり牽引します。
更生完了です。これで地震に強い下水道になりました。
今回は下水道本管の管更生工事だけでは無く、マンホールポンプ室からの圧送管を1本から2本に増やし、増水に備える工事もありました。 これは既設管を切断し、分配管を接続する様子です。
圧送管を2系統に分ける特殊分配管と仕切弁です。これで汚水を2系統にするわけです。
既設管に分配管を融着しているところです。これで分配完了です。
新設の圧送管を敷設しているところです。道幅2mほどの狭い現場で、埋設物も下水道管、既設圧送管、水道管、ガス管、雨水管などが埋設してあり、手探りの作業でした。
圧送管布設完了です。既設圧送管、ガス管があり、離隔もギリギリでした。
配管完了です。汚水の通水状況も良好です。これで急な増水にもそなえられますね!
担当 赤堀でした。