令和4年度公共下水道中段汚水幹線耐震化その1工事
松本駅周辺の大通りで下水道管内にプラスチック製の更生管を形成し、そこに耐震化を構築する工事を行いました。
施工前、コンクリート下水道管内の写真です。
更生管を形成した後の写真です。
耐震化を構築した後の写真です。
施工前、コルゲート下水道管内の写真です。
更生管を形成した後の写真です。
➀施工方法はSPR工法およびSPR-SE工法といい、らせん状のプラスチック製更生管をマンホールから挿入します。
②挿入した更生管を巻き出し装置とい機械で、らせん状に編み込んでいきます。
③到達点での巻き出し装置の様子です。既設管内と更生管との間に隙間ができるので支保工を組んで専用のモルタルを注入します。
④モルタルの圧力で変形しないよう支保工を行います。
⑤支保工の組立完了の様子です。
⑥車載式のモルタル用プラントでモルタル注入を行います。
⑦モルタルを注入している様子です。これで更生管の形成は完了となります。
⑧マンホールから1mほどの箇所に耐震化を構築する装置を設置します。マグマロック工法といい地震の際に装置の箇所で下水道管が破損するような構造とするものです。切断機で下水道管を少し残して目地を入れていきます。
⑨目地を入れ終えた様子です。
⑩マグマロック装置を油圧で取り付けている様子です。これですべての工程の完了となります。
無事に施工が完了しました。ご協力ありがとうございます。