公共下水道 東方第三マンホール場改築工事
この工事は傷んだマンホール内部に、レジン製のマンホールで補強する工事になります。 改築工事前の状態です。壁面の劣化がうかがえます。
ポンプ室の汚水流入を閉栓し、・高圧洗浄機・ブラシ等で念入りに洗浄。送風機で風を送り、硫化水素や酸素濃度を検測しながらの作業になります。
洗浄完了です。これで解体作業やピットの斫り作業にとりかかれます。
工事中、汚水は汚水ポンプで汲み上げて処理しました。毎日水位センサーの不具合や、ちゃんと通電しているかの確認をしました。
汚水ポンプです。
上流マンホールで汚水を貯めて、くみあげます。汚水桝にも汚水ポンプを設置しました。
サクションホース仮配管状況です。圧送管吐口が150m先で、ホースジョイントから漏れないようにしっかり締付けました。
実は仮設工が地味に大変な仕事でした。汚水ポンプに異常がないか?仮設配管に不具合はないか?苦情に備えスマホを何時でも携帯し、休みの日も朝晩2回見回りました。おかげで大きなトラブルはありませんでした!無事にピット取り壊しに取り掛かれました。これがレジンマンホールです。これを既設マンホール内に設置します。設置完了です。コンクリート製では無く、樹脂製鏡面仕上げで非常に耐久性があるそうです。改築工事終了です。真新しい設備になって私たちの生活をこれから長い間、支えてくれそうです!