令和6年度 市道8114号線道路改良工事
令和6年11月から令和7年3月にかけて松本市島内の市道8114号線の改良工事を行わせていただきました。
この工事は、道路の拡幅に伴い農業用水路改良を行う工事でした。
既設の側溝を撤去して、拡幅する位置に新しい側溝を設置します。側溝はその場所によって様々な形のものを使用しました。

大きく折れる場所や分岐点には集水桝を設置します、一部には水の流れを調節する水門ゲートを設置しました。
舗装温度148℃
構造物の施工が終わったら、土砂をすき取りをして・路盤を作って・舗装をしました。
アスファルト舗装の温度は施工する段階で150℃近くあります、その上で作業をしてると専用の靴をはいていても足が熱くなってしまうんですよ。
今回のメインメンバーは「若手」2名と「定年後もお願いすると手伝ってくれるベテラン」1名と私の4名でした。今回の現場のテーマとして「若手に任せられる限り任す!」というもので、アドバイスはもちろんしますが出来るだけ手を出さないようにしました。
ベテランさんはやきもきする場面はあったかと思いますが、無事最後まで施工をしてくれました。
工事現場の環境改善として「休憩所に電気ケトルとティータイムセットの用意」「現場各所にLED投光器の設置」「快適トイレの設置(洋式トイレ、手洗い場、匂い防止装置など)」「通行者への現場説明図設置」「週休2日の実施」などを行いました。
現場説明図(PDF)

土木は”3K”と言われますが時代に合わせ少しでも”K”が減るように考えていきたいですね。
今回も大変長い期間近隣の方には車両通行止めなど大変ご迷惑をおかけいたしましたが、皆様のご協力のおかげ様で無事 田んぼの準備前に工事を完了することができました、本当にありがとうございました。
「いい道なった!」と笑顔でおっしゃってくれる方が何人もいて嬉しい限りです。
環境部 部長 山﨑 祥平